生前整理
生前整理の目的は?
生前整理をするのは、「残された家族のため」「自分のため」「親族と一緒に住んだり施設に入られる」など、これから生前整理を始めようと思う方も増えてきました。
自分が亡くなった後に家族が遺品整理の対応で困らないようにする目的で、生前整理が行われるようになっています。
生前整理ができないまま亡くなってしまうと家族が遺品整理に追われることになるだけではなく、相続手続きで頭を悩ます問題に発展することにもなり兼ねません。
また、もう一つの目的は自分の亡き後のことだけではなく、これから残りの自分の人生を必要なものだけに囲まれるようになると快適で暮らしやすくなるという安心感を得るために生前整理は行われています。
生前整理を行う6つのメリット
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- 本人にとって暮らしやすい環境になる
- 自分の意思で残すものを決められる
- 気持ちが落ち着く
- 認知症などで判断力が衰えても備えられる
- 入院や入所の時にも家族がわかりやすい
- 家族が相続でモメるのを防ぐ
生前整理の内容とは?
生前整理は、生きているうちに自分に関わるものを整理しておくことです。自分の希望に合わせて物を整理することができます。
AERA 2019年7月1日号では、「生前整理の100タスク表」が掲載されています。その内容は、
- 物に関するタスク19個
- 心に関するタスク40個
- 金銭・デジタルに関するタスク41個
誰もが生前整理と聞いて思い浮かべるのは、1が多いでしょう。当社もこちらのお手伝いをさせていただいております。ちなみに、2の心に関する生前整理は、医療・介護・延命治療などから葬儀・お墓に至るまでの希望をまとめます。特に、3に関しては、時間もかなりかかるものですので前もって財産を把握しておかなくてはなりません。