自宅の整理や片付けが上手くできず散らかりっぱなしになっていると、周囲の人にいつかばれてしまうのではないかと不安になりますね。しかし、周りに隠すばかりでは根本的な解決策にはなりません。
片付けやゴミ屋敷清掃業者へ依頼するのも、こんな風に散らかっている自宅を見られるのが恥ずかしい方も多く戸惑ってしまうケースもありやむなく放置するケースもあります。
この記事を読んでもらうと、自宅の整理を安心して業者に依頼できるようになります。自宅を整理できずにいるとこのままではいけないという不安はあるものの、身近な人にその事実は伝えにくいものです。業者への依頼も恥ずかしさがあり踏み切れない方が安心して依頼できるように、業者の特徴や選び方をご紹介していきます。
自宅が整理できなくて周囲にばれて困る不安
自宅が汚部屋やゴミ屋敷化しているのに、整理ができない悩みを抱える方もいます。汚い部屋に住んでいると親しい人に発覚してしまうのは不安だという気持ちを抱え続けるものです。
賃貸なら大家さん
賃貸物件だと大家さんからの苦情が来ないかという不安が強くなります。もちろん、隣接している部屋の方からの苦情も心配でしょう。苦情だけではなく、退去や弁償問題にもなるのではないかと今の暮らしへの不安がより強くなります。
職場の上司や同僚
職場の上司や同僚が何かの機会に訪問することになれば、自宅の様子を見て驚かれるでしょう。その上、だらしのない生活をしていると評価され噂が広まるかもしれないと思うと、訪問は何としてでも回避したいと思うものです。
足の踏み場もないほどにゴミがたまっていれば、匂いも当然あるので職場の人の訪問でこれまでとは違う距離感を持たれる可能性だってあるでしょう。
友人や家族・親戚
友人の場合には、これまでと態度が変わり距離を置くようになるかもしれない不安があるでしょう。一方、家族の場合にはばれてしまうと叱責されてしまいケンカにもなり兼ねません。親しい親戚でも同じく、責められる可能性もあるため不安感が強くなるものです。
実際、親しい間柄の方が何とか片付けの手伝いをしてくれる場合もあるのですが、身近だからこそ言えないジレンマもあります。心配をかけてはいけない、迷惑をかけてはいけないという気持ちが身内だからこそ強くなってしまうのです。
自宅の整理を業者に依頼するのは恥ずかしい?
自宅の整理を始めたいと思っても、家族や友人などではまず現状を見られることでのリスクが大きいと考えてしまいます。すごく散らかっている部屋を片付けたいので助けが必要だとお願いできる相手は、そうそう見つからないでしょう。
自宅の整理や片付け・ゴミ屋敷・遺品整理などを専門に行っているプロに任せたいと考えるのも当然です。親しい人たちだからこそ、手伝って欲しいとは言いにくいため専門業者なら解決してくれると考えるのも普通のことです。
ところが、いざ電話やホームページから問い合わせをしようとしても初対面の業者に部屋を見られるのは恥ずかしいと思い、相談を躊躇してしまう方も少なくありません。
業者は慣れているので驚いたりしない
片付けや整理業者は、どれほどゴミが散らかっていても悪臭がしても驚くことはありません。業者は、これまでにさまざまな汚部屋やゴミ屋敷の片付け、遺品整理などを業務で対応しているので気を使う必要はないと考えてください。個人では部屋の整理ができなくなったからこそ依頼を受けているので、きれいにすることが使命なのです。
ですから、部屋の様子を見てもどんな段取りでゴミの回収や整理、仕分けを行うかがすでにイメージができています。お客様への配慮も身に着けているスタッフなので、部屋が汚れていても淡々と片付けや整理の仕事を進めていくだけです。
恥ずかしい気持ちがある方が片付けを始める意欲になる
恥ずかしい気持ちがあったからこそ、何とかして自宅の整理をして安心できる部屋にしたいと思い始めたわけですので、無駄なことではありません。その思いがあってこそ、行動を起こそうとしたわけですから片付けを始める意欲の現れです。
配慮が徹底している片付け・整理業者の選び方
散らかった部屋を整理してもらうためには、配慮が行き届いた業者を選ぶといっそう安心です。せっかく意を決して依頼をしたのに一つでも嫌な思いをすると、自分で片付けができないばかりにこういった事態になってしまったと責める気持ちにもなり兼ねません。
夜間や早朝の時間帯でも対応可能
あまり周囲の人に気づかれたくない場合には、夜間や早朝の時間帯で自宅の整理を依頼できる業者もいます。柔軟な対応ができる業者であれば、依頼者の不安を考慮した時間帯を提案してくれます。
逆に、日中の方が周辺の方が仕事に出かけていて人目に付きにくい場合もあるでしょう。そういった場合でも、柔軟な対応ができる業者なら最適な時間帯で作業を進めてくれるのでおすすめです。
社名のないトラックを使う
片付け・整理・ゴミ屋敷清掃などを請け負う業者は、社名のないトラックを使うところも多くなっています。依頼者への配慮でもあり、周辺住民へ知れ渡らないためでもあります。普通に社名のないトラックやワゴンが来ているだけなら、何かの工事業者が来ている程度にしか見えないので目を引くこともないでしょう。
地方で近所づきあいが深いところ以外では人間関係が希薄になって来ていることもあり、隣家に来ている作業スタッフや車両を見て声をかけることもないと考えられます。
少人数のスタッフが1日で整理・回収を終える
また、片付けや整理をする際に業者は最低限のスタッフで行うようにしています。事前に見積もりをした上で、作業人数と作業時間、ゴミや不用品の量から費用を算定するので、適切な人数しか入れません。余分なスタッフを入れるとそれだけ人件費も高くなってしまうことも、当然あるからです。また、依頼者にとっても少人数の方が、家への出入りや移動も最低限の気遣いだけで済みます。
敷地の倉庫や庭を含めて家一軒まるごとゴミ屋敷というケース以外なら、1日で自宅の整理や片付けを終えられるように計画的に行ってくれます。
見積もりが明確
業者へ見積もりを依頼した時に丁寧な説明はもちろんですが、作業人数や作業内容、トラックの費用など明確に記載されているかも大事なポイントです。作業の後になって追加請求があるかどうかも確認しておくのが賢明です。
業者の見積もりで分かりづらい点があれば、質問にきちんとした答えが返って来るかどうかでも良質な業者の見極めになります。遠慮することなく不明な点は聞いてみる方が、より良い業者を見つけられるようになるのです。
実績が豊富な業者
自宅の整理・片付け・不用品の処分を依頼するには、経験が豊富な業者の方が断然おすすめです。実績が少ないとスタッフの対応も適切な教育がなされていないこともあるためです。そうなると、仕事が雑になるばかりか態度に配慮が欠けることもあり嫌な思いをすることもあり得ます。
ホームページを活用して整理や片付け・ゴミ屋敷の清掃の実績があるかどうかも調べておきましょう。
まとめ
自宅が整理できずに悩んでいる時、業者への依頼すら恥ずかしいと思う気持ちも頷けます。しかし、そのまま悩み続けている間にもゴミはたまり続けていってしまうのです。整理や片付けなどを請け負う業者は、日々そういった業務をこなしているのでそれほど気を使うこともありません。
しかし、恥ずかしいという気持ちがあることで整理や片付けの原動力になっているのは確かなので、決してそういった気持ちがあることは無駄ではないと理解してください。
安心して依頼するためにも、配慮の行き届いた業者を探すようにしてみましょう。多少、恥ずかしさや抵抗感があっても「部屋が片付かないので何とかしたい」という相談だけでも問い合わせしてみると適切なアドバイスや作業内容についても説明してくれます。